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総合職

[管理] 工場と営業の真ん中に立ち
円滑なモノの流れを支える。 水島工場 業務部 業務課 2021年入社
文学部日本語日本文学科卒

学生時代は家族の仕事の関係上、海外生活を長く送っていた。日本の良さに立ち返りたいと思ったことから、大学では日本文学を専攻。夏目漱石などの明治・大正期の小説を研究していた。

一緒に働きたいと思える社員がKDKにはそろう。

親の仕事の都合で海外生活が長かった私は、次第に日本の良さを海外に伝えたいという思いを漠然と抱くようになっていました。就職活動では幅広いジャンルの企業を訪問しながら可能性を探っていくと、様々な製品の“源”を作っている化学メーカーに魅力を感じるようになりました。KDKを選んだのは、少数精鋭ながらもニッチな化学品で業績を伸ばしていることに加え、採用を通してコミュニケーションを取った社員のみなさんの誠実な人柄に「一緒に働きたい」との思いを強くしたのが決め手となりました。
以来、私は水島工場の業務課に所属しています。工場内で生産された製品に関して、出荷の調整や貯蔵しているモノの在庫管理、原料や工場内で使う資材の購買、在庫としている現物とシステム上の数字を合わせる“棚卸し”などを幅広く手掛けています。主に見ているのは基礎化学品で、紙やパルプの製造に用いられるか性ソーダ、金属の洗浄剤や冷媒に用いられるトリクロールエチレンなど。いずれも文系ど真ん中の文学部出身の私にとっては全く知らないモノばかりで、入社当初は知識面の壁に突き当たりましたが、ベテラン先輩方が丁寧に指導をしてくれたおかげで何とか乗り越えることができました。

2年目にして責任者を任される。

在庫管理を任されている業務課では、本社・支店の営業と製造の最前線に立つ工場の間に立って、様々な調整を行っていかねばなりません。入社したての頃は先輩に頼って調整していた私でしたが、2年目の夏にはその先輩が異動となり、担当製品に関しては私が責任を持っていくことになりました。しかも、同じ部署に1年目の新人が入社。その教育も私が担うなど、業務の幅がぐっと広がりました。
そんな折、担当設備の定期修繕工事がスタート。完全に操業を止めて修理に入るので、事前に多めに在庫を持って調整していくのですが、そのときの顧客のニーズを充足する量を在庫するにはとても場内だけでは間に合わず、急遽、外部倉庫を借りることになりました。実はいくつかのトラブルが発生して、納期調整が難航しかけてしまったのですが、そんなときこそ工場の窓口でもある業務課の出番。製造現場の事情を細かく把握し、「なぜそうなっているのか」を営業にしっかりと説明していくことで、全員が納得できる落としどころを見つけていきました。重責に戸惑いながらも、使命を全うできたのは自信につながりました。

モノ作りを垣間見られるのがモチベーションに。

工場に配属されて以降、目の前で製品がどのように作られているのか、どれだけの人間がかかわっているのか、どんな工夫が施されているのかを直接、見届けることができています。現場に一番近い位置で、モノ作りの背景や姿勢を知れるのが、この仕事を続けていく上での何よりのモチベ―ションとなっています。
直近では本社資材部という購買部門への異動が決定しました。工場にいられる間にできるだけ多くの知識や経験を重ねながら、将来的には資材調達という形でKDKを支えていきたいと思っています。

丁寧に一歩ずつ積み重ねて!

私が就職活動したのは、新型コロナウイルスが蔓延した最初の年。かなり苦労させられましたが、“一つひとつ丁寧に”を心がけて企業と向き合ってきました。結果が出ずに焦るあまり、片っ端から企業を受ける人もいるかもしれませんが、そんなときこそ自分が何をしたいか、どんな社会人になりたいかを見つめ直した上で、丁寧に1社1社に向き合いましょう。