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Career Interview
総合職

[経営企画] KDKを好きになって
もらえるように
情熱を込めて人に向き合う。 経営企画部 2009年入社
地域政策学部地域政策学科卒

学生時代を振り返って 地域政策に関して幅広く学ぶ学科に進学し、ゼミでは農業政策をテーマに選びました。農家の実地調査をするために、学校のある群馬から千葉の外房の農家のもとに出向いたことも。学内活動としては旅行サークルに所属。学生時代に国内旅行取扱業務管理者という国家資格も取得しました。その影響もあり、会社では部内旅行の計画・アテンドもしました。

KDKを選んだ理由 学生時代の経験を踏まえると、農業や旅行業界がふさわしい経歴ですが、自分自身の働く姿が全く想像できなかったので、金融や小売りなども含めて幅広く企業を見ながら進路を考えました。農業という切り口から肥料や農薬会社に興味が沸くと、そこから発展して化学業界が多角的に社会貢献を果たしているのが見えてきました。KDKを選んだのは社内の雰囲気の良さが決め手。採用担当と先輩がフランクに雑談している様子から居心地のよさそうな空気が伝わってきて安心感を覚えました。

1年目

渋川工場 事務部経理課

工場の経費精算や原価計算を行いながら、設備などに関する固定資産管理業務に携わりました。敷地内で工事が発生するときには、各種設備に関する資産台帳を管理しながら、稟議書や完成報告を参照して工事の実行を経理面で支えていくのがその使命。配属されたときに驚かされたのは、かかる金額の大きさにほかなりません。例えば、1年目秋にはフッ素系ガス設備の増強という大きな工事が発生したのですが、何十億円単位もの処理を行うことになり、見たこともない金額を前に悪戦苦闘させられました。課題を乗り越えるのに大切だったのは、工場の人たちとのコミュニケーションです。数字を確認するために現場の声を聞いていると、工場内のモノ作りを具体的にイメージできるようになりました。ここで工場内の人脈が築かれたおかげで、その後に本社に異動になってから仕事をお願いするときにかなりプラスに働きました。

4年目

本社 経理財務部(経理担当)

渋川工場でも担当していた固定資産や原価といった数字に関して、本社の立場から全社的な視点で管轄していきました。水島も含めた工場のすべての数字の管理はもちろん、決算をとりまとめ、来期につなげていくという会社の根幹部分も担当していましたから、社外発表する資料の作成、経営会議用の分析データの提出なども手掛けました。実はこの頃、景気の減速でKDKの業績が良くなかった時代でもあり、資産売却などの対応も行いました。しかし、現場の努力の甲斐あって1~2年ほどでV字回復し、一気に明るい見通しが立つなど、会社としての大きな変化に向き合えたのが貴重な経験となりました。また、新規会計システムのリプレースやグループの連結決算なども担当し、さらに視野を広く持てるようになりました。

8年目

本社 経理財務部(財務担当)

部署内での担当替えが行われ、私は会社の資金管理や調達といった財務面を見ていくことになりました。当時、財務専属の社員は部長と私、そして2人の事務担当のみ。かなり小さな組織だけに責任も重く、相当なプレッシャーを感じながら仕事していました。折しも業績が好調に転じたことから設備の増強などのために資金調達が必要になってくるようになり、金融機関とやり取りする時間が大幅に増えました。経理時代はKDK内部とのやり取りが多かったので、金融機関と打ち合わせをするという仕事には新鮮な感覚を覚えました。その中で心がけていたのは、KDKを“好きになってもらう”こと。確かな資金計画を提示するのも重要ですが、業績が回復して成長過程にあるKDKという会社を知ってもらうために、金融機関の担当者との面談や工場見学の場は一つひとつ大事に対応していきました。

12年目

本社 経営企画部

経営企画部では中期経営計画の策定や子会社の管理、運営補助、投資案件の方向性の決定など、“何でもあり”の業務を手掛けています。最近はESG経営やカーボンニュートラルといった面にもかかわっており、単に会社として利益を出すに留まらず、数年後のKDKが社会にどのような形で貢献を果たしていくのかといった視点でも仕事に取り組んでいます。中期経営計画を策定したときは、海外事業が大きくなったのを受けて、以前と数字の組み立て方も変わり悪戦苦闘はしましたが、何とか目標を作り上げることができました。KDKの行く末を左右する道筋づくりに携わることができるというのは難しくもありますが、同時にやりがいも大きいと感じています。

これからの私

KDKは約10年で売り上げが約2倍となるほどの、急成長をすることが出来ました。まだまだ半導体や電池材料は伸びていく業界ですから、これからもさらなる成長を遂げることになるでしょう。ただ、急激に成長を遂げているがゆえに、働く環境含め様々な変化に対応しきれていない部分もあるかもしれません。現在の社員だけでなく、これから入ってくる人たちとも一緒に会社の骨組み作りができると嬉しいです。個人的には将来、KDKグループの海外展開を支える仕事に挑戦したいと夢描いています。