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Career Interview
総合職

[営業] 人と人とのつながりを
大切にしていくことで
化学品取引の土台を支える。 事業本部 基礎化学品部 2009年入社
経済学部経済学科卒

学生時代を振り返って 高校時代、英語を勉強した経験が楽しかったので、大学では英会話サークルに所属。スピーチコンテストに出場して、西日本の大会で2位に食い込んだこともあります。また、社会勉強をしようとアルバイトにも注力し、飲食店やネットカフェ、人材派遣など、人と関わる仕事を通してコミュニケーション力を磨きました。

KDKを選んだ理由 食品会社で営業を務めている父の影響で、モノ作りをする側に立ってみたいとの思いが生まれ、メーカーの営業職を重点的に見るようになりました。次第に製造業の土台にかかわる化学業界に興味が移り、ニッチな分野でトップシェアを誇るKDKへの道を選択。採用担当者から学歴や経験だけではなく、学生である自分の人となりを見てくれているのが伝わってきたのが入社の決め手の一つとなりました。

1年目

水島工場 事務部 総務課

経理担当者として水島工場内の固定資産管理、原価やコストなどの計算を任されていました。新規で施設を作りたいと思っても、収益が出せなくては意味がありませんから、コストなどを綿密に計算した上で、適切な資産価値をはじき出すといった作業にはよく携わっていました。そうした業務を進めていく上では、製造現場の人たちとのコミュニケーションが必要不可欠。経理は耳の痛くなる話もしなくてはなりませんが、経験の浅かった私にとっては全員が目上の方ばかりで、非常に気を使いながら話をしていたのを覚えています。実際にモノ作りに携わる現場との人脈ができたのは、その後、営業として仕事をするようになってから生きるものが多々ありました。

3年目

名古屋営業所

営業としてお客様との商談に臨むことになりました。名古屋営業所は当時は営業担当3名、事務担当2名の小さな組織でしたから、基本的には“何でも”手掛けていく必要があります。実際、東京では担当が分かれている基礎化学品と精密化学品の両方を扱いましたし、営業所内の事務作業なども数多くこなしました。名古屋は土地柄、お客様と深い関係を築かなければ受け入れてもらえない面もあり、こまめで地道なコミュニケーションを意識してきました。人関係づくりに勤しんだ結果、半年に1回程度の小さな取引だったお客さまが、従来の倍以上のオーダーをしてくれたことも。営業としての確かな基礎を身に付ける時間となりました。

9年目

本社 精密化学品第二部

東京にやってきた当初は精密化学品の専属となり、主にフッ素系ガスの輸出業務を主に扱いました。私自身、ここで初めて本格的にフッ素系ガスにかかわることになりました。基本的には半導体や液晶を製造する海外メーカーとのやり取りとなり、売上も非常に大きなものとなったので、仕事の感覚はガラリと変化しました。お客さまから厳しいリクエストが寄せられることもしばしば。半導体製造の根幹を担っているフッ素系ガスの場合、わずかな仕様の違いが最終製品に大きなインパクトも与えてしまいますから、要望が厳しくなるのも当然の話です。折しも国家間の問題もあり半導体関連の輸出条件が変わった時期でもあり、どうやって乗り越えるか試行錯誤したのはいい経験となりました。

11年目

本社 基礎化学品部

現在は洗浄液やph調整剤といった基礎化学品を専門としています。名古屋時代も自動車関連のお客様からのニーズが高い品でもあったので、再び馴染みの製品に戻ってきた感覚となりました。担当しているのは関東以北の国内メーカーで、大手メーカーから小規模な工場まで幅広いお客さまを受け持っています。営業する上で心がけているのは、一期一会を大事にすること。少しでも関わりを持った人たちと真摯な姿勢で接することで、人と人との信頼を醸成するのを大事にしてきました。その中では仕事面の知識が身に付くのはもちろん、人間としての見識が広がるような大きな刺激をいただいています。

これからの私

お客さまと直接、コミュニケーションできるこの仕事が好きなので、これからも可能な限り、営業として最前線に立ち続けたいと思っています。振り返ると、私は父の影響でメーカーの営業職になりました。人を大切にして何でもポジティブに捉えて前進する父の姿を追いかけながら、私も真っすぐにこの仕事に向き合いたいと思います。とはいえ、これからキャリアを積んでいく中では異なる職種に携わるケースもあるでしょう。そのときも新しい経験を前向きに捉えて頑張っていくつもりです。