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総合職

[分析技術] 誠実にデータに向き合うことで
KDKの信頼を守り通す。 渋川工場 品質保証部品質管理課 2020年入社
大学院理工学府理工学専攻物質・生命理工学教育プログラム修了

出身は栃木だが群馬県内の大学・大学院に進学。当時は6年にわたって学内のオーケストラに所属してチェロを弾いていた。キャンプや釣りも好きで、今もオフタイムには家族や友人とともにアウトドアに出かけている。

未知の世界に対して真摯に向き合い続ける。

前職では首都圏の化学メーカーで開発業務に携わっていたのですが、家族の都合で群馬県に引っ越すことになったのを契機に転職を決意。KDKは大学の先輩や同期が入社していたので聞き覚えのある企業ではあったので選考に進んでみました。話を聞いていくと、半導体向けガスを軸に今後、発展しそうな分野で続々と実績を挙げていると知り、技術者として挑戦し続けられるフィールドが広がっている点に魅力を感じて入社を選択しました。
所属する品質管理課では、渋川工場内で製造される製品の検査、品質の傾向管理などに取り組んでいます。私の担当は半導体向け特殊ガス製品の検査業務。ガスクロマトグラフィーなどの分析機器を使うのですが、前の会社でも同様のものを触っていたので、利用方法自体には違和感はありませんでした。しかし、分析の対象となるのは、ほとんど経験のしてこなかったガスですから、新しい感覚での作業が求められていると感じています。しかも、分析した数値を解析する際には統計学の知識も欠かせませんし、正確に機械を扱うには電気通信関係の基礎も必要となっており、新しい知識を真摯な姿勢で学び続けるのが大切だと思わせられる日々です。

自動化プロジェクトの中心人物に抜擢される。

日々の検査業務と並行して新設備の導入も担当してきたのですが、約1年前からは分析業務の自動化プロジェクトを進めています。従来、検査したデータは手作業でコンピュータに入力していました。しかし、作業が煩雑でミスも発生しがちでしたから、データの自動入力システムを作ることになったというわけです。
周囲の先輩は経験の浅い私に責任を持たせてくれて、導入の初期段階からメーカーと打ち合わせを重ねていきました。幸いにも導入自体はスムーズに進んだものの、その後の調整が大変で、入力データの精度向上、信頼性の確認などにはかなり手間取りました。慣れない通信の仕組みの理解にも悪戦苦闘しながらも、メーカーをはじめとする関係者とこまめにやり取りすることで、今ではなんとかある程度の形を付けるに至っています。実際に導入してみるとかなり業務が楽になっており、今後はこの機能を別の分析機器、製品にも横展開できればと思っています。

品質保証を通して、ワールドワイドの活躍をしてみたい。

ガス分析の取り扱いにも慣れてきたことから、日々の検査業務に関してもできることが増えてきました。自分の検査データはそのまま製品の品質に直結するだけに、KDKという会社の“顔”となる部分を支えていると思うと、身が引き締まる思いがします。継続して確かな数字をはじき出せるように、分析機器の管理やマニュアルの精査などを妥協せずに繰り返すのを意識しています。
さまざまな仕事に挑戦させてもらってきたとはいえ、現状では知識も経験が足りず、課題も多いと痛感させられています。今までは手掛けてこなかったような仕事にも果敢にトライして自分の幅を広げ、周囲の期待に応えられる存在に成長を遂げたいですね。例えば、今、中国に工場を作っていますが、そこでの分析機器の導入や自動化対応などでは貢献できることもあるはず。ワールドワイドに活躍できる人材として、社内外から認められる存在になれたら嬉しいです。

誠実さやコミュニケーション能力が大事です。

会社の信頼の源泉となる品質を背負う品質保証部門では、誠実で努力を惜しまない人を歓迎します。社内外問わず、多様な人と連携して業務を進めるだけに、幅広い意見に耳を傾けていく真摯な姿勢も不可欠。ちなみに中途入社の社員も新卒同様にゼロから丁寧に教えてくれるので安心して溶け込めると思います。